火災通報装置 [防災ワン-ブログ]
火災通報装置のご紹介です。この装置は、次のような建造物に設置を義務付けられています。
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全般的に設置の義務があるもの
グループホーム、ショートステイ、特別養護老人ホームなど。 - 延べ床面積500m2以上の場合に設置する義務があるもの
- 宿泊施設(旅館、ホテル、宿泊所)
- 医療機関(病院、助産所)
- デイサービス、小規模多機能型居宅介護施設、軽費老人ホーム
パナソニック火災通報装置の特徴
当製品の特長
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操作がワンタッチ
火災通報装置または火災通報専用電話機の火災通報ボタンを押すだけで、119番に自動通報します。使用中の電話は強制的に切り、119番通報を優先します。 -
住所や名前を自動通報します。
119番にはあらかじめ録音された通報メッセージを自動通報。住所や名前など消防機関が必要とする情報を正確に伝えます。 -
消防機関からの確認(送信)に自動で応答します。
通報メッセージを受信した消防機関から、確認のための逆信が入ります。火災通報専用電話機(あるいは一般電話機)が鳴動しますので、受話器を取って応答します。 -
119番以外の一般通報もできます。(※最大登録16件まで)
消防機関からの逆信終了後、管理責任者・関係者などに順次通報メッセージを送ることもできます。
通報メッセージの種類
通報メッセージは「固定フレーズ」と「不定フレーズ(住所、名前など)」を組み合わせて作ります。
メッセージ(不定フレーズ)の録音はメーカー(パナソニック)にお問い合わせください。
(ご不明な点は、当社にお問い合わせください。⇒コチラまで)
※不定フレーズの内容(住所、氏名や固有のメッセージ)は、事前に所轄消防署と打ち合わせてください。
内容 | 固定フレーズ | 不定フレーズ | 固定フレーズ |
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火災通報ボタン操作時 | 「ピピピ ピピピ 火事です 火事です」 |
住所、名前などの 個別メッセージ (16秒以内) ※上記、注釈をご覧ください。 |
逆信してください (消防機関通報時のみ) |
自動火災報知設備連動時 | 「ピンポン ピンポン 自動火災報知設備が 作動しました」 |
システム系統図〈専用電話機(BGT1192)を使用する場合〉
⇑クリックすると、拡大図をご覧になれます。
定格·仕様
適用回線 | NTT電話回線(アナログ回線)または事業所集団電話回線(セントレクス) 注釈
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ダイヤル方式 | DP(10/20P PS)/PB |
通報先ダイヤル番号 | 119と一般通報(最大16桁) |
通報先容量 | 119と一般通報16ヵ所(合計17ヵ所)※ |
不応答先へのリダイヤル | 119番通報時…決められた時間間隔で98回 一般通報時…決められた時間間隔で17回 |
通報メッセージ | 火災通報ボタン操作時と自動火災報知設備連動時の2種類 (不定フレーズは共通です) |
使用電源 | AC100V 50Hz/60Hz 予備電源(BGF9902)内蔵 リチウムイオン電池(CR2032)内蔵 |
外部供給電源 | DC12V 300mA |
使用温度範囲 | 竏・℃〜+40℃ |
消費電力 | 警戒時7VA / 警報時15VA |
停電補償 | 60分経過まで10分の動作を補償します。 |
入力 | 無電圧のメーク接点受
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出力 | ベル鳴動(BELL) 確認ランプ(LAMP) |
一般通報先への携帯電話の登録は、携帯電話が電波の届かない場所にあると通報できないため、おすすめしていません。
次回は、火災通報装置の商品一覧をご紹介いたします。